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システムエンジニア

【システム開発チームリーダーに聞く】タスクの「見える化」で実現した「助け合い」

K.K

システムエンジニアK.K

入社3年目。都内の企業にてシステムエンジニアとして勤務した後、2020年4月にシンプルウェイに入社。システム開発チームのリーダーとして、開発、保守、顧客対応まで幅広くこなす。2023年4月より産休を取得。(インタビュー:2023年3月22日)

入社の決め手は「働きやすさが群を抜いていたから」

シンプルウェイに入社されたきっかけがあれば教えて下さい。

もともとは都内の企業でシステムエンジニアとして働いていました。パートナーの地元が茨城だったので、茨城県内でシステム開発のできる企業を探して転職活動をしたことがきっかけです。シンプルウェイ以外にも何社か受けましたが、シンプルウェイは働きやすさが群を抜いていました。

群を抜いていたんですね!

はい。面接の時に役員の川久保から「ワークライフバランス勤務制度」の説明を受け、その内容に驚いた記憶があります。子育てに限らず、介護、不妊治療など、幅広い内容でコアタイム無しのフレックス勤務を認めるというのは、都内の企業でもなかなか無い条件だと思います。前職でもフレックス勤務で働いていましたが、シンプルウェイのような支援制度はありませんでした。当時は結婚を視野に入れていて、いずれは子育てもしたいと考えていたので、「この場所しかない!」という気持ちで入社しました。

徹底したタスク管理から生まれる「助け合い」

現在のお仕事内容について教えてください。

2022年9月から「システム開発チーム」のリーダーとして働いています。クライアントのさまざまな要望に応えて、新しいシステムを開発して、リリースする仕事です。開発だけでなく、システムの保守、顧客対応も行っています。手作業で行っていた資産管理にシステムを導入するなど、クライアントの業務を『効率化』することが私たちのチームの主な業務です。

システムを開発する上で大切にしていることは何ですか?

スピード感です。顧客の要望に迅速に応えることを、何より大切にしています。開発のスピードを上げるため、半年前から「スクラム開発」という手法を導入しました。1週間単位で、作業の計画→レビュー→振り返りを行い、短いサイクルで業務改善していくフレームワークで、リリースまでの時間が明らかに短縮されました。顧客の要望に応じて優先度を決め、この週はこれ、この週はこれと、メンバーみんなが目の前の課題に集中できるやり方に、今は手応えを感じています。

メンバーとコミュニケーションを取る上で、フルリモートワークの難しさを感じることはありますか?

いいえ、今はまるで隣に座っているような感覚で仕事ができています!毎日のミーティングはもちろん、業務中は常にSlackのチャットでやりとりをしています。メンバー全員が「すぐに返事をする」と心がけているので、1人で課題を抱えることはまずありません。「なにか困ったことがあれば、すぐに反応してくれる」という安心感が、仕事のやりやすさに直結していると思います。

今後はどんなチームにしていきたいと考えていますか?

そうですね、ますます助け合いができるチームにしていきたいです。

システムエンジニアの世界では最近特に、タスクが担当者の「頭の中」だけにあって、業務が「属人化」されていることが問題視されるようになってきました。「属人化」されている場合、システムにバグが見つかると、担当者1人だけが無理な残業をして作業するということが多々起きます。IT業界ではこのような状況を「炎上」と言ったりするのですが、私も前職では炎上を経験していますし、同僚が炎上しても助けてあげることが出来ませんでした。
その点、シンプルウェイでは担当者1人の「頭の中」にタスクがあるということはまずあり得ません。RedmineやLog+(ログタス)、さらにスクラム開発をする上でJira(ジラ)というシステムを導入し、徹底してタスクが「見える化」されているので、メンバーの現状だけでなく、作業履歴まで把握できるんです。なので、困っているメンバーがいれば、すぐに気づいて、助けに入ることができます。

この環境を最大限に活かし、今後はますます思いやりを持って主体的に助け合えるチームにしていきたいですね。

「どんな働き方にも対応する!」産休前の心強い言葉

現在のワークライフバランスについてはいかがですか?

朝9時から夕方18時までを勤務時間にしています。今は妊娠しているので、必ず18時に業務が終わるようスケジュールを組んでいますが、タスク管理のおかげで、残業をしなくても仕事の品質を保つことができています。妊娠前は仕事に重きを置き、長時間勤務することもありましたが、現在のワークライフバランスにとても満足しています。

妊娠中の業務でつらいことはありませんでしたか?

実はつわりがとても重かったので、その際は休職期間を取りました。休職前はとても不安だったのですが、役員の川久保が私の要望を聞いた上で、スムーズに業務が回るよう迅速に体制を整えてくれたおかげで、安心して休むことができました。子育てに理解がある社員が多いので、女性社員はもちろん、男性社員からも「妻もつわりが重くて大変だったから、ゆっくり休んでね」と温かい言葉をかけてもらい、本当に嬉しかったですね。

これから産休の取得も予定されていると思いますが、復帰後の不安はありますか?

実は不安はありません。産休と育休を合わせて約1年ほどのお休みを予定しているのですが、代表の大野から「どんな働き方にも対応するから!」と心強い言葉をかけてもらっています。大野自身も子育ての経験があるので、育児の大変さも含め、私自身がどれくらい働きたいと思えるかは「産んでみないと分からないから」と。産後すぐに働きたい!と思ったら、前倒しで復帰しても構わないし、時短からのスタートでもいい、最終判断はいつでも良いからね、と言ってくれています。

制度が整っていることはもちろんですが、これだけ社員1人1人の状況や気持ちに寄り添って考えてくれる会社はなかなか無いだろうなと思います。出産を控え「この会社でずっと働きたい!」という思いがますます強くなっています。

求める人材は「チームワーク」を大切に出来る人

今後シンプルウェイに求めるのはどんな人材ですか?

そうですね、私は、チームワークを大切にする方に来ていただきたいです。シンプルウェイの場合、システム開発は決して個人では完結しません。顧客対応はもちろん、社内でも、デザインチーム、アプリチーム、テスターチームとのやり取りがあって、初めてリリース出来ます。「デザインは専門外だから」とか「テスターの業務はよくわからないから」と言って雑に仕事を投げてしまうと、その後、大きな齟齬が生まれる原因になることもあるんです。
なので、他分野の技術を「習得」する必要まではありませんが、「理解」しようと努力し、分かりやすい形で仕事を引き継いでいくことをとても大切にしています。思いやりのあるコミュニケーションが、結果として会社としてのパフォーマンスを向上させると信じているので、そんな「チームワーク」を大切にできる方にぜひ来ていただきたいですね。

技術職もやはり「チームワーク」なんですね。

そうですね。シンプルウェイは特にチームワークを大切にする会社だと思っています。それから、新しいことに挑戦したい方も大歓迎です!メンバーから新しい提案があった場合、新しい仕組みを回すためにみんなで努力する社風があります。新しいことにどんどん挑戦したり、制度や仕組みの変化に抵抗がない方は、きっとこの会社の働き方を心地よいと思ってくださると思います。

写真:谷岡碧
取材・文/谷岡碧

大学卒業後、テレビ東京に入社。報道局に配属され、社会部担当の記者として、秋葉原連続殺傷事件、東日本大震災等を取材。テレビ東京退社後、タイ・チェンマイに移住し、NGOに勤務。HIVに母子感染した子どもたちの支援などを行う。17年に帰国。現在は札幌にて子育て中。夫と小学3年生の長男、4歳の長女と暮らす。(2022年12月現在)

Requirements募集要項

シンプルウェイは、スタッフ一人ひとりが成長でき、
かつ健康的に働ける職場を目指し新卒・中途問わず通年採用をおこなっています。