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デザイナー

【コンテンツ制作部とは?】クリエイティブの屋台骨支えるリーダーに聞く

A.T

デザイナーA.T

入社15年目。シンプルウェイの創業当初から制作部門の責任者を務める。デザイナー、フロントエンジニアまで幅広くこなす「コンテンツ制作部」のリーダー。(インタビュー:2022年12月1日)

クライアントの「想像を超えるもの」作りたい

A.Tさんは創業当初からのメンバーとして働かれてきたんですね。

はい。代表の大野が以前勤めていた会社で一緒に働いていて、大野が独立するタイミングで一緒についてきたので、大野との付き合いもかれこれ16年ほどになります。

リーダーを勤めていらっしゃる「コンテンツ制作部」について教えてください。

シンプルウェイは大きく分けて「コンテンツ制作部」と「システム開発部」に分かれています。コンテンツ制作部は、会社のクリエイティブ部門で、WEBサイトの構築が主な仕事です。私以外に、デザイナーとフロントエンジニアが在籍しているので、デザインからコーディングまで一貫して自社で行っていて、あらゆるWEBサイトの構築が可能です。サイト構築の仕事に付随して、ロゴやイラストなどのデザイン、印刷物を手がけることもあります。

A.Tさんはデザインの仕事がメインでしょうか?

もともと1人でなんでもやってきたので、デザインもコーディングもできますし、プログラミングも好きで学んできました。今は優秀なデザイナーとフロントエンジニアがチームの中にいるので、業務を分担しています。シンプルウェイは私のように、メインの技術プラスアルファを持っている社員が多いと思います。

チームをマネジメントする上で気をつけていることを教えてください。

業務について「あれをやってほしい、これをやってほしい」と細々とした指示を出さないように気をつけています。チームのメンバーにはオペレーター的な仕事をやってほしいわけではなく、それぞれの裁量の中でアイディアを出しながら仕事をしてほしい。上から指示してしまうと、その通りの制作物しか出てこないんです。部下を信頼して任せてみると、自分の想像を超えて素晴らしいものが出来上がることもあって。そんな仕事を続けていければ、クライアントの期待に応え続けることができると思っています。

これまでの制作物で特に思い出に残っているものはありますか?

そうですね、つくば市のシティプロモーションのお手伝いをさせていただいた際に、つくば市のイメージキャラクターがプロデュースしたサイトの構築に携わったことでしょうか。市の特徴である「自然と科学」をモチーフに宇宙飛行士型ロボット「フックン船長」というキャラクターがプロデュースしたという体のサイトで、企業サイトや求人サイトなど、硬めの仕事が多い中で、ユニークな案件だったのでよく覚えています。HPのトップ画面も、つくば市の風景を3Dっぽいイラストにして配置したり、私自身の仕事の幅もグッと広がった気がしています。

営業についてもチームのメンバーが担当しているのですか?

営業については、抜群の営業力を持つ大野をはじめとした役員陣がおもしろい仕事をどんどん持ってきてくれますね。最近はWEBサイト構築という仕事の枠を超えて、サプリメントのパッケージのデザインを手がけたことも。クライアントから「こんな仕事もできない?」と相談を受けて、チラシや印刷物などを手がけることもあります。

「変化し続ける会社」辿り着いた心地のよい働き方

シンプルウェイは一言で言うと、どんな会社だと思われますか?

15年間働いてきて思うのは、「バージョン」が変わり続ける会社だなと。介護、育児、不妊治療含む「ワークライフバランス勤務」に「フレックス勤務」「フルリモートワーク化」など、ここ数年でもさまざまな変化がありました。大野は即断即決の人なので、スタッフの要望に柔軟に答えながら、組織もしなやかに変化してきましたね。

現在の働き方についてどのように思われていますか?

ITやデザイン業界って、残業や徹夜が当たり前の世界だと思うんですけれど、私は今、朝8時頃に仕事を始めて、大体夜6時までに仕事を終えています。毎日家族と一緒に夕食をとることができ、体もしっかり休めることができています。有休も100%取るように言われますし、取得率が下がってくると「もっと取ってください!」と言われるほどで(笑)。規則正しい生活の中で、気持ちにゆとりもできましたね。

2017年にはコンテンツ制作部の男性メンバーが育休を取得されたこともありましたね。

今でこそ、男性の育休も当たり前になってきましたが、当時はとても珍しかったのをよく覚えています。でも育休で「困った!」という記憶はないんです。1人の技術に頼っているチームではないので、私含めみんなで仕事をカバーできますし、作業も理解していました。メンバーが育休を取得した時も「ゆっくり休んでね」と送り出して、戻ってきた時には「おかえり!じゃあさっそくこれお願い!」とスムーズだったことを覚えています。

フルリモートワークについてはいかがですか?

導入当初は「どうなるかな?」と不安もありましたが、私たちの職種は、基本的には黙々とPCに向かって作業する仕事が多いので、フルリモートでも今のところ全く問題ありません。この勤務形態が私の性には合っていて、今はとても心地がよいです。Web会議を開きたい時はDiscord、チャットでやりとりしたい時はSlackを使えば、いつでも相談しあえる環境です。むしろリモートになってから意識的に顔をみてミーティングする機会が増えた気がします。

今、求める人材は「つい学んじゃう人」

コンテンツ制作部に求めるのはどんな人材ですか?

フルリモート勤務なので、私の部門に限らず、自宅でPCに向かって黙々と作業することが苦にならない方、ということが1つ。また、流行りだったり革新的なフロントエンドの知識を補完してくれる方にもぜひ来ていただきたいです。あとは、、気になることがあると、自分で調べて「つい学んじゃう」方に来ていただきたいですね。この仕事をしていると、必ず「新しい技術」に出会う場面があり、その壁を乗り越えなくてはいけない時があります。その壁に直面した時に、なんとか踏ん張って自分で調べたり、勉強して、形にできる人とぜひ一緒に仕事がしたいです。気になることはとことん突き詰めることができる人、勉強が苦にならず、自然と調べたり、学んだりできる人を求めています。

最後にシンプルウェイの魅力を一言でお願いします。

「自分らしく働ける職場」であることでしょうか。社員がそれぞれ生き生きと働くためのサポート体制がしっかり整っていますし、変化を恐れない社風もあります。新しい人が入るたびに変化してきた会社なので、ぜひポジティブな変化を起こしてくれる方に入社していただきたいですね。

写真:谷岡碧
取材・文/谷岡碧

大学卒業後、テレビ東京に入社。報道局に配属され、社会部担当の記者として、秋葉原連続殺傷事件、東日本大震災等を取材。テレビ東京退社後、タイ・チェンマイに移住し、NGOに勤務。HIVに母子感染した子どもたちの支援などを行う。17年に帰国。現在は札幌にて子育て中。夫と小学3年生の長男、4歳の長女と暮らす。(2022年12月現在)

Requirements募集要項

シンプルウェイは、スタッフ一人ひとりが成長でき、
かつ健康的に働ける職場を目指し新卒・中途問わず通年採用をおこなっています。